IPCCにノーベル平和賞 ── 当研究所も協力

 IPCCは、ゴア元副大統領とともに2007年度ノーベル平和賞を共同受賞しました。IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change, 気候変動に関する政府間委員会)は、国連(UN) と世界気象機関(WMO)が1988年に共同で設立した組織で、京都議定書の成立に大きな役割を演じ、地球温暖化防止のための科学的な知見を提供する活動を行っています。
 IPCCの代表としてインドのパチャウリ議長が受賞しましたが、IPCCの活動に参加した多くの自然科学者、技術者、社会科学者、政策立案者などに贈られたものとされていました。
 IPCCはこれまでに5回の報告書を作成しています。当研究所は設立以来エネルギー分析の研究を行ってきましたが、その第2次報告(1995)の作成のときに、その一部の執筆に協力いたしました。
 そのためノーベル平和賞の写しの入ったCREDIT CERTIFICATEが、当研究所の槌屋あてに送られてきました。
 このような受賞への協力者は、世界中に1,000人以上いると思われます。


IPCCから贈られた感謝状(上部は実際のノーベル平和賞賞状のコピー)